それは、自分の最期を自分で選ぶ発明。
【物語】発明好きのヨヘスケル。病に苦しむ友人から頼まれた秘密の発明が、思わぬ評判を呼んでしまい―!? エルサレムの老人ホームに暮らすヨヘスケルはユニークなアイディアでみんなの生活を少しだけ楽にするような発明が趣味。ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、発明で安らかに死なせてほしいと頼まれる。妻レバーナは猛反対するがお人よしのヨヘスケルは親友を助けたい一心で、自らスイッチを押して苦しまずに最期を迎える装置を発明する。同じホームの仲間たちの助けも借りて計画を準備し、ついに自らの意思で安らかに旅立つマックスを見送る。しかし、秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間にイスラエル中に広がり、依頼が殺到してしまい!? そんななか、愛するレバーナに認知症の兆候があらわれ始めて……。残された時間と向き合って見えてくる、人とのつながり、人生の輝き。ヨヘスケルとレバーナの選択とは?
【作品情報】
  • ヨヘスケル

  • レバーナ

  • ヤナ

  • ドクター・ダニエル

  • ラフィ・セーガル

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スタッフ

【脚本・監督 シャロン・マイモン&タル・グラニット】 シャロンは1973年ラムル生まれ、カメラ・オブスキュラ映画学校卒業。タルは1969年テルアビブ生まれ。サム・スピーゲル大学卒業。2人は本作以前に3本の映画を共同脚本・監督している。短編“SUMMER VACATION”は2013年のサンダンス映画祭短編コンペティション部門でプレミア上映され、オーストラリアのフリッカーフェストで最優秀賞を受賞。2009年の“TO KILL A BUMBLEBEE”はロカルノ映画祭でプレミア上映され、ヴァリャドリッド国際映画祭の最優秀短編賞など世界中の多くの賞を受賞した。シャロンはエレツ・タドモーとともに共同脚本・共同監督を手掛けた長編映画“A MATTER OF SIZE”が2009年のトライベッカ映画祭のディスカバリー部門でプレミア上映され、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の観客賞受賞、イスラエル・アカデミー賞13部門ノミネート・3部門で受賞など高い評価を得た。“A MATTER OF SIZE”は2009年イスラエルで最も興行収入の高かった作品となり、現在アメリカのパラマウントピクチャーズでリメイクが進められている。

【コメント】 人は自分の意思に関わらず形づくられ、生まれ、生きる。いつ死ぬかくらい自分で決めることはできないのだろうか――?『ハッピーエンドの選び方』は別れを描いた映画です。愛するひとやあなた自身との別れ――それは死ぬときと精神が崩れてきてしまったときがありますが――その別れの時にすべてをどう終わらせるかを選ぶ権利について描いています。この物語の主要な登場人物はエルサレムの老人ホームに住んでいるリタイアしたシニアたち。こういう人々が映画の主役として登場することは多くはありませんが、彼らはまさにその退職後の無気力に陥りがちな場所で、自らの手で運命を変えるべく決意します。『ハッピーエンドの選び方』は、愛と友情の物語でもあります。5人のメイン・キャラクターたちは、人生の難しくもそして可笑しくもある局面において、互いに一緒にいることで居心地良さ、強さ、そして希望を見出します。この物語は実話ではありませんが、我々と親しかったある人物の世話をしているときの個人的な経験に基づいています。その人物は私たちと親しく、そして人生の終わりに直面していました。そのとき私たちは、愛する者にさよならを告げる過程において、体は病気でも意識ははっきりとしているのならば、死と向かい合い乗り越えるために自虐的な皮肉やユーモアがもっとも有効であることを知りました。私たちは映画で、論争になるような現代社会の問題を扱うようにしています。また、コミカルな要素をいれることによって、単に感情的でシリアスなドラマになることを避けるようにしています。この映画の場合も、シリアスなドラマの役にイスラエルコメディの象徴的な存在である俳優を起用しました。私たちはこうすることで難しく重要な問題を観客により身近に訴えることができると感じています。そして観客が人生そのもののように、涙を流しながら笑ってくれることを願っています。

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